見てわかる 感染シュミレーション

新型コロナウイルス感染拡大を防ぐため、人との接触をなるべく避けるようにと発表がありました。
ここでの感染拡大の予測は感染症の数理モデルに基づいて算出されています。

『感染症の数理モデルって何のこと?』これが作るきっかけです。

感染症の数理モデルでは未知の病気が人から人からどのように感染するのか、シミュレーションすることが可能です。 数理モデルではデータやパラメータや方程式などを用いて数学的に様々な現象を予測していきます。

『見てわかる 感染シュミレーション』では感染症がどう広がるかについて、SIRモデルという古典的な感染症の数理モデルをベースにリアルタイムにシミュレーションを行っています。

数学や数式の知識はありません。
3つのルールに基づき、3つのステップに分けて、感染症のシュミレーションを実行できます。 シュミレーション上で様々なパラメータを調整し、どう感染が変化するかを見ることができます。

3つのルールを知る
シュミレーションを見る

GitHubにソースコードを公開しています。

制作過程をnoteにまとめました。

企画構成/デザイン/開発: 斎藤健二

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ルール1
状態は3つ
ルール2
感染者からの接触で感染する
ルール3
一定時間が経過すると、感染者は免疫保持者になる

感染シミュレーションはSIRモデルをベースに作成しています。

SIRモデルの世界では人間を3つの状態で捉えます。

感受性者(Susceptible) 感染病に感染する能性がある

感染者(Infected) 感染病にかかってる

免疫保持者(Recovered 隔離者 Removed) 感染後、死亡または免疫を獲得した

SIRモデルは 感受性者、感染者、免疫保持者の英語の頭文字に由来しています。

感受性者が感染者に接触すると感染し、感染者になります。

免疫保持者が感染者と接触しても、感染しません。

感染者が一定の時間を経過すると免疫保持者に変わります。

感染者が感受性者に変わることはありません。

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ステップ1
みんな動く
ステップ2
感染者を隔離する
ステップ3
行動制限する
スペースの大きさ 100
隔離する割合 40 %
行動制限 60 %
感染収束
時間
100 s
感受性者
100 %
感染者
100 %
免疫保持者
100 %